保険と不動産投資の関係性


昼休みに会社の先輩とごはんを食べていたら、保険の話になった。

先輩は最近2人目の子供が生まれたのをきっかけに、35年ローンでマンションを購入した。

それに伴って保険の見直しをしたという。これについて少し解説したいと思う。

 

・万が一に備えて

 

住宅ローンを組んでマンションを購入すると、ほとんどの場合は団体信用生命保険に加入することになる。

この団体信用生命保険に加入していれば、万が一住宅ローンの名義人が亡くなったり、高度障害になったりしても、残りの住宅ローンを金融機関が払ってくれる。

残された家族がローンを背負わなくてすむというのは安心だし、マンションが資産としてあるから賃貸に出して毎月家賃収入を得ることも可能だ。もちろんすぐに売って現金を得ることもできる。

 

・死亡以外で働けなくなったら

 

風呂上がりに鏡を見て、腹が出てきたなあと思うことがある。ふと、生え際が気になったりする。

10年前の私と今の私が同じでないように、10年後の私もきっとちがう。

今は健康でも、10年後に大きな病気にかかる可能性はゼロではない。

団体信用生命保険だけでは死亡したケースしかカバーできないので、病気で働けなくなった場合は別途考慮しておく必要がある。

金融機関によっては、団体信用生命保険に特約をつける形で三大疾病や七大疾病をカバーできるプランもある。

 

三大疾病とは

 

がん(悪性新生物)

急性心筋梗塞

脳卒中

 

を指す。

 

日本人の約半数が、この三大疾病のいずれかで亡くなっている。

三大疾病に以下の四つの生活習慣病を加えたものが七大疾病と呼ばれている。

 

高血圧性疾患

糖尿病

慢性腎不全

肝硬変

 

・医療保険に加入する

 

団体信用生命保険に特約をつけるという以外に、医療保険に加入して病気に備えるという手がある。

死亡したケースについては団体信用生命保険で保障されるので、死亡保障のない医療保険を組み合わせるのが良さそうだ。

私の情報を入れて保険会社のサイトで簡単な見積もりを出してみたところ、死亡保障付きの医療保険と死亡保障のない医療保険では、月々の支払額に3000円以上の差があった。

金額は年齢によっても変わってくるが、いくつであっても死亡保障のない医療保険の方が明らかに安い。

既に生命保険に加入している人が新たに住宅ローンを組む場合、保証内容が重複している可能性があるので見直すことをオススメしたい。

 

・気をつけるポイント

 

・団体信用生命保険の加入が任意のケースがある

 

住宅金融支援機構が民間金融機関と提携して提供している「フラット35」では、団体信用生命保険に加入しなくても融資を受けることができる。

 

 

・マンション維持には住宅ローン以外の費用も必要

 

名義人が死亡して住宅ローンがなくなっても、固定資産税やマンションの管理費、修繕積立金などはその後も払い続ける必要がある。

 

・共同名義で借りていると片方しか免除されない

 

夫婦共同名義でローンを組んでいる場合、たとえば夫が亡くなってローンの支払いが免除となるのは夫の分だけ。妻の分はローンを払い続けなければならない。

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