都内の今後の発展について考えてみた。


・全国の人口推移

 

2015年に行われた最新の国勢調査によれば、日本の総人口は1億2709万人。

10年前の2005年と比べて、日本の人口は約67万人が減少しているらしい。

 

私が一生のうちで知り合いと呼べる人の数を考えてみた。

これまで出会った人、これから出会う人、頑張ってもせいぜいが1000人や2000人といったところだろう。

だから、10年前と比べて日本の人口が減少しています、といわれても、それを実感することは難しい。

私のまわりに大きな変化はないが、国立社会保障・人口問題研究所(厚生労働省が運営する機関)の発表によると、今後も人口は長期的に減少していくとのことだ。

 

2005年 1億2776万人

2015年 1億2709万人

2035年 1億1521万人

 

・東京都の人口推移

 

全国的には人口が減少していくと予測されているが、東京都はどうだろう。

私はいま仕事で東京に行くことも多いが、満員電車で、休日のデパートで、常々人の多さを感じている。東京の人口は減少している気がしない。

東京都の公式ホームページを見てみたら、やはり都内の人口は2025年までは増加するという予測が出ていた。

2035年頃までは、現在よりももっと多くの人が都内に住むと考えられているようだ。

 

2005年 1258万人

2015年 1351万人

2025年 1397万人

2035年 1375万人

 

また、世帯数も人口の増加に伴い、2030年頃にピークを迎える見通しだ。2035年までは現在と同じくらいの世帯数が東京にあるだろうと予測されている。

 

2015年 666万世帯

2025年 681万世帯

2035年 661万世帯

 

・23区の人口増加

 

東京全体として人口が増加していることはわかったが、東京23区のうちどこで増加しているのかを調べてみた。

2010年から2015年にかけての東京23区の人口増加数ランキングは

 

1.港区 38152人

2.江東区 37290人

3.世田谷区 26208人

 

となっている。

港区といえば、青山、麻布、白金といったみんなの憧れの街が並ぶ。

また、新橋や六本木のようなオフィスが集まる場所もあるので利便性が高く、住みたい気持ちはよくわかる。

ただ、先に挙げた3つの区だけでなく、なんと東京23区のうち足立区を除く22区で人口が増加しているということがわかった。

 

・都内は単独世帯が4割

 

最新の国勢調査では、東京都の1世帯当たりの人員が1.99人となった。

現在、全世帯の40%以上が単独世帯となっている。

 

世帯構成は

 

1.単独世帯

2.夫婦と子供の世帯

3.夫婦のみの世帯

 

の順に多く、2035年までこの順序は変わらない見込みだ。

その背景には、晩婚化や生涯未婚率の上昇がある。

まわりを見ても、結婚を急がない、あるいは結婚しないというのが1つの選択として受け入れられているように思う。

私は進学にあたって上京してきたのだが、地元の友達に比べて、東京の方が結婚を急がない人の多い印象がある。

実際、生涯未婚率は男女ともに東京が全国1位となっている。

また、高齢化が進む中で配偶者との死別による一人暮らしが増えることも、単独世帯が増えると予測される大きな要因となっている。

 

・都内に引っ越してくる年齢

 

東京都の人口増減を年齢別に見てみると、前後の年齢に対して明らかに増加している年がある。

19歳と23歳。

進学や就職といったライフイベントが起こる時期だ。

もちろんこの他にも転勤、結婚などで上京するケースや、東京都内で引っ越しをする機会もあるはずだが、進学と就職が上京の大きなきっかけであることは間違いない。

 

・都内の賃貸マンション

 

ずいぶん前の話になるが、私が上京してきたのは3月下旬だった。

物件を探し始めたのだが、既に埋まっているものが多く、かなり苦労したのを覚えている。

私の体験だけでなく、統計から見ても、都内のマンションというのは長期的なニーズがあると考えられる。

都内のマンションを購入して賃料収入を得ていくというのは、物件選びにさえ失敗しなければ、かなり手堅く有益な資産運用といえるだろう。

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